超小型汎用PICマイコン・ボード
 Type TIR1-S/CQ

トランジスタ技術誌2006年9月号特集「5自由度アーム付き自走ロボットの製作」
でセンサ・
モジュールとして紹介したボードです.

● 商品の概要
 このPICマイコン・ボードはアナログ入力、ディジタルI-O、RS-485インターフェースを備えており、
ネットワーク化したロボット・システムや産業用自動機器
におけるセンシング・モジュールや
I-Oモジュール
としての利用に適しています。
 
● 特徴
ディジ・チェーン接続によりモジュールの増設が容易です.
アナログ入力2チャネル(8チャネルまで増設可能)を装備しています.
ディジタル入出力8チャネルを装備しています.
産業用自動機器のセンシング・モジュールやI-Oモジュール用に最適です.
プログラムは書き込み済みなのでシステムへの導入が容易です.また、ICSPケーブルにより
ユーザのプログラムを書き込むことも可能です.

ROBOTIS社のアクチュエータ・モジュールと互換の通信規格とプロトコルを採用しており,
同一ネットワークに混在することが可能です.
仕様
項目 仕様
アナログ入力 入力数 2チャネル(8チャネルまで増設可能.)
A-D分解能 10bit
入力感度 5V/フルスケール
最大入力電圧 ±30Vdc
ディジタルI-O 入出力数 8チャネル
入力 シュミット・トリガ
出力 TTL
インターフェース 通信規格 RS-485
通信条件 データ長 8bit、パリティ 無し、ストップビット 1
通信速度 9600bps〜1Mbps
外部への供給電源 DC5V(200mA @ 電源電圧が9V以下の時)
使用マイコン PIC16F877A(マイクロチップ)
電源電圧 DC6〜12V
外形寸法(mm) 約 30×50
技術資料
商品の技術資料は下のボタンを押してダウンロードしてください.
カスタム品の対応について
10台程度以上のご注文頂ける場合においては,下記のようなカスタム品の対応をいたします.
見積もりのご依頼はこちら
・ ファームウェアの特注
・ 増設部品の実装
・ 入力回路の設計、基板化、製作
商品の詳細情報
システム構築例
TIR1-S/CQの写真
TIR1-S/CQの部品リスト
ICSPケーブルの詳細情報
増設部品のリスト
終端抵抗について
その他の注意事項
PCソフトでの動作確認方法
商品の購入方法
Type TIR1-S/CQ (アナログ入力2チャネル仕様のPICマイコン・ボード)

価格 8,500円
送料 500円
(EXパック便)
トランジスタ技術誌2006年9月号特集記事で紹介したPICマイコン・ボードです.
アナログ入力2チャネル仕様となっています.部品を追加実装することで8チャネル
まで増設することが可能です.回路図を参照してください.
Type TIR1-CA (ICSP用ケーブル)

価格 400円
送料 140円
プログラムを書き込むためのケーブルです.
長さは約15cmで先端は切り離しとなっています.詳細はこちらをご覧ください.
Type TIR1-PS (チャネル増設部品セット)

価格 1,000円
送料 140円
アナログ入力を8チャネルに増設するための部品セットです.全て表面実装部品なの
で改造においては若干の工作技術が必要です.詳細はこちらをご覧下さい.
<セット内容>
オペアンプ LMC6484-AIM 1個
ダイオード RB706D-40 6個
抵抗 ERJ6GEYJ103V 6個
コンデンサ C2012X7R1H104K 7個

使用部品は予告なく同等品へ変更する場合があります.
送料 単品注文の場合、
上記となります。
EXパック便または定形外普通郵便で発送します.
複数ご注文の場合は,別途見積もりいたします.
宅配便での発送も可能ですので、ご注文時に
指示してください.
ご注文方法 ご注文の型式(Type),数量とお客様のお名前,会社名,住所を明記の
上、メール またはファックスでご注文ください.折り返し送料を含めた
合計金額と振り込み先を連絡します.商品は原則として入金確認後2日
以内に発送します.
お支払い方法 原則として前払いでお願いしていますが会社法人や学校関係のお客様
については,お支払い条件について応談させて頂きます.お気軽に
お申し付け下さい.
ご注文 お問い合わせ 通信販売について
m 原因は不明ですが、まれにeメールの不達が確認されています。
申しわけありませんが1日以上経過しても返事がない場合は電話や
ファックス等で連絡して頂きますようお願いいたします。
tel & fax 046-273-9231 フィットデザイン 秦(ハタ)
ファックスでのご注文 : FAX 046−273−9231
PICマイコン・ボード Type TIR1-S/CQの詳細情報
● システム構築例
◆ CPUボードによるシステム例
◆ パソコンによるシステム例
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● TIR1-S/CQの写真
<表> <裏>
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● TIR1-S/CQの部品リスト
No. 品名 型式 メーカ 部品番号 数量
1 PICマイコン PIC16F877A-I/PT マイクロチップ IC4 1
2 3端子レギュレータ TA48M05-F(TE16L,S) トーシバ IC1 1
3 RS485ドライバ MAX485CSA マキシム IC3 1
4 オペアンプ LMC6484-AIM ナショナル・セミコンダクタ IC5 1
5 LED SML-210LT ローム D1 1
6 LED SML-210MT ローム D4 1
7 ダイオード RB706D-40 ローム D9,10 2
8 水晶発振器 CSX-750F-16.0MHz シチズン X1 1
10 抵抗アレー BCN164AB103J BIテクノロジ RA1,2 2
11 抵抗 ERJ6GEYJR00V 松下 R16,21,25,29,9 5
12 抵抗 ERJ6GEYJ102V 松下 R1,7 2
13 抵抗 ERJ6GEYJ121V 松下 R2 1
14 抵抗 ERJ6GEYJ103V 松下 R8,18,23,27 4
15 コンデンサ C2012X7R1H104K TDK C2,4,16,20,21,24,25 7
16 コンデンサ C3225Y5V1E106Z TDK C3 1
17 コンデンサ C3225Y5V1A226Z TDK C1,18 2
18 コネクタ 5267-04A-X モレックス CN1,2 2
19 コネクタ S6B-ZR-SM3A-TF 日圧 CN5 1
使用部品は予告なく同等品へ変更する場合があります. TOPへ戻る
● ICSPケーブルの詳細情報
◆ 結線図
◆ PICSTART Plusでの使用例


右の写真はPICSTART Plusで書き込みを行っている
ようすです.TIR1-S/CQには電源を供給しておきます.















ケーブルの先端はピン・ヘッダとユニバーサル
基板で製作しました.









◆ ICD2での使用例


右の写真はICD2で書き込みを行っているようすです.
ICD2本体には電源を供給しておきます.












ケーブルの先端のモジュラ・コネクタ部は
サンハヤト製のCK-17を使用して製作しました.









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● 増設部品リスト
 下表の部品を対応する部品番号の位置に実装することでアナログ入力8チャネル仕様となります.
No. 品名 型式 メーカ 部品番号 数量
1 オペアンプ LMC6484-AIM ナショナル・セミコンダクタ IC2 1
2 ダイオード RB706D-40 ローム D2,3,5,6,7,8 6
3 抵抗 ERJ6GEYJ103V 松下 R3,5,10,12,14,19 6
4 コンデンサ C2012X7R1H104K TDK C5,6,7,17,19,22,23 7
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● 終端抵抗について
 RS-485の終端抵抗はTIR1-S/CQをネットワークの最終端に配置する時のみ必要となります.TIR1-S/CQの
出荷時には終端抵抗R2(120Ω)が実装されていますが不要な場合は取り外してください.
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● その他の注意事項
 端子番号@,C,Nからは外部供給電圧(+5V)が出力されて
います.この電圧がGNDやセンサ出力とショートすると故障や
破損の原因となりますので,結線作業においては十分注意して
ください.
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